“慧春尼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えしゅんに50.0%
けいしゅんに50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はなしに聞いていた慧春尼えしゅんにのごとき者だ」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
慧春尼えしゅんにというのは」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは鎌倉時代の慧春尼けいしゅんにという人で、「比丘尼史」に依ると、尼の俗姓は藤原氏、相模の糟谷かすやに住み、容姿絶群であったという。
美しい日本の歴史 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところで、これと似ている逸話の持ち主に了然尼りょうねんにという尼もある。前の慧春尼けいしゅんにより時代はずっと下がって、武田信玄の曾孫ひまご、武田寿庵の妻だったという前身だ。
美しい日本の歴史 (新字新仮名) / 吉川英治(著)