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弱
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よ
ふりがな文庫
“
弱
(
よ
)” の例文
... 西洋の鳶口や掛矢は先生何と翻訳して善いのか習った事が無いんだから
弱
(
よ
)
わらあね」「もっともだ」と主人は教師の身の上に引き
較
(
くら
)
べて同情を表する。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
赤
(
あけ
)
え
灰
(
はひ
)
に
成
(
な
)
つてな、
火
(
ひ
)
も
弱
(
よ
)
えのさ、そんでも
麁朶
(
そだ
)
買
(
か
)
あよりやえゝかんな、
松麁朶
(
まつそだ
)
だちつたつてこつちの
方
(
はう
)
へ
來
(
き
)
ちや
生
(
なま
)
で卅五
把
(
は
)
だの
何
(
なん
)
だのつて、ちつちえ
癖
(
くせ
)
にな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
気力次第に
弱
(
よ
)
わり、両眼自ら見えずなりたれば我今これまでと思いて、自ら
眼
(
まなこ
)
を
閉
(
と
)
じなばあるいはこれ
限
(
かぎり
)
なるべし、力の続かんまではと心励まし、
歯
(
は
)
がみをなし、一生懸命吹雪に向いて
見張
(
みは
)
りしため
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
戀
(
こひ
)
は
一方
(
いつはう
)
に
強
(
つよ
)
よく
一方
(
いつはう
)
に
弱
(
よ
)
はきものと
聞
(
き
)
くは
僞
(
いつ
)
はり
何方
(
いづれ
)
すてられぬ
花紅葉
(
はなもみぢ
)
の
色
(
いろ
)
はなけれど
松野
(
まつの
)
の
心
(
こゝ
)
ろ
根
(
ね
)
あはれなり、
然
(
さ
)
りとて
竹村
(
たけむら
)
の
君
(
きみ
)
が
優
(
や
)
さしき
姿
(
すがた
)
一
度
(
ど
)
は
思
(
おも
)
ひ
絶
(
た
)
えもしたれ、
淺
(
あさ
)
からぬ
御志
(
みこゝろざし
)
の
忝
(
かたじけ
)
なさよ
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「腰が
弱
(
よ
)
ゑいなあ、兄貴、」
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
“弱”を含む語句
脆弱
繊弱
柔弱
羸弱
衰弱
尫弱
虚弱
軟弱
孱弱
貧弱
弱点
微弱
手弱
懦弱
弱冠
手弱女
弱法師
纖弱
薄弱
纎弱
...