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孫娘
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まごむすめ
ふりがな文庫
“
孫娘
(
まごむすめ
)” の例文
また
松島
(
まつしま
)
では、
老母
(
ろうぼ
)
と
少女
(
しようじよ
)
とが
抱
(
だ
)
き
合
(
あは
)
せて
葬
(
はうむ
)
つてありましたが、これは
定
(
さだ
)
めし
祖母
(
そぼ
)
と
孫娘
(
まごむすめ
)
とが
同時
(
どうじ
)
に
病死
(
びようし
)
したものを
葬
(
はうむ
)
つたものと
思
(
おも
)
はれます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
おばあさんは、こうして
仕事
(
しごと
)
をしながら、
自分
(
じぶん
)
の
若
(
わか
)
い
時分
(
じぶん
)
のことや、また、
遠方
(
えんぽう
)
の
親戚
(
しんせき
)
のことや、
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らしている
孫娘
(
まごむすめ
)
のことなどを、
空想
(
くうそう
)
していたのであります。
月夜と眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ひとりの
老婆
(
ろうば
)
が小さい
孫娘
(
まごむすめ
)
といっしょにそこに住んでいて、いまこの皇帝宮を支配しています。そしてよそから来る人たちに、ここに
埋
(
う
)
もれている宝を見せているのです。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
(うん。あの女の人は
孫娘
(
まごむすめ
)
らしい。
亭主
(
ていしゅ
)
はきっと
礦山
(
こうざん
)
へでも出ているのだろう。)ひるの
青金
(
あおがね
)
の
黄銅鉱
(
おうどうこう
)
や
方解石
(
ほうかいせき
)
に
柘榴石
(
ざくろいし
)
のまじった
粗鉱
(
そこう
)
の
堆
(
たい
)
を考えながら富沢は云った。女はまた入って来た。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
前
(
まへ
)
の
御婆
(
おばあ
)
さんが
八
(
やつ
)
つ
位
(
ぐらゐ
)
になる
孫娘
(
まごむすめ
)
の
耳
(
みゝ
)
の
所
(
ところ
)
へ
口
(
くち
)
を
付
(
つ
)
けて
何
(
なに
)
か
云
(
い
)
つてゐるのを、
傍
(
そば
)
に
見
(
み
)
てゐた三十
恰好
(
がつかう
)
の
商家
(
しやうか
)
の
御神
(
おかみ
)
さんらしいのが、
可愛
(
かあい
)
らしがつて、
年
(
とし
)
を
聞
(
き
)
いたり
名
(
な
)
を
尋
(
たづ
)
ねたりする
所
(
ところ
)
を
眺
(
なが
)
めてゐると
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
おばあさんは、こうしてしごとをしながら、自分のわかいじぶんのことや、また、遠方のしんせきのことや、はなれてくらしている
孫娘
(
まごむすめ
)
のことなどを、空想していたのであります。
月夜とめがね
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
孫
常用漢字
小4
部首:⼦
10画
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“孫”で始まる語句
孫
孫子
孫悟空
孫乾
孫堅
孫策
孫呉
孫一
孫権
孫女