“孫女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まごむすめ80.0%
まごじょ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しや其選屑の中には、大正五年に八十二歳の齢を重ねて健存せる蘭軒の孫女まごむすめおそのさんの談片の如き、金粉玉屑きんふんぎよくせつがあるにしても。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此人の乱行らんぎやうの一ツをいはば、叔父をぢたる大納言国経卿くにつねきやう年老としおい叔母をばたる北の方は年若く業平なりひら孫女まごむすめにて絶世ぜつせい美人びじんなり。時平是に恋々れん/\す、夫人ふじんもまたをつとおいたるをきらふの心あり。
「銀鈴を鳴らすということだ」「滝の中に住んでいるそうだ」「娘よ! 孫女まごじょよ! と呼ぶそうだ」——で自然
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)