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孤島
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はなれじま
ふりがな文庫
“
孤島
(
はなれじま
)” の例文
本國
(
ほんごく
)
日本
(
につぽん
)
を
立去
(
たちさ
)
つた
人
(
ひと
)
、
其人
(
そのひと
)
に
今
(
いま
)
や
斯
(
か
)
かる
孤島
(
はなれじま
)
の
上
(
うへ
)
にて
會合
(
くわいごう
)
するとは、
意外
(
いぐわい
)
も、
意外
(
いぐわい
)
も、
私
(
わたくし
)
は
暫時
(
しばし
)
五里霧中
(
ごりむちう
)
に
彷徨
(
はうくわう
)
したのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ほかの墓とは別に、
孤島
(
はなれじま
)
のように少しばかり土を盛り上げたところに、
無縫塔
(
むほうとう
)
のような形をした高さ一尺ばかりの石が一つ置いてあるだけでありました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そうすりゃお蝶の方も、もうあれッきり、ふッつり切れた、私はこう
孤島
(
はなれじま
)
に独り残されたようで心細い、
胸騒
(
むなさわぎ
)
のするのはそのために違いないんです、お
可愧
(
はずかし
)
いね
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其他
(
そのた
)
利己心
(
りこしん
)
多
(
おほ
)
き
人々
(
ひと/″\
)
の
覬覦
(
きゆ
)
から、
完全
(
くわんぜん
)
に
其
(
その
)
秘密
(
ひみつ
)
を
保
(
たも
)
たんが
爲
(
た
)
めに、
自
(
みづか
)
ら
此樣
(
こん
)
な
孤島
(
はなれじま
)
に
身
(
み
)
を
忍
(
しの
)
ばせて、
其
(
その
)
製造
(
せいぞう
)
をも
極
(
きわ
)
めて
内密
(
ないみつ
)
にして
居
(
を
)
る
次第
(
しだい
)
だが——。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其樣
(
そのやう
)
な
事
(
こと
)
が
如何
(
どう
)
して
出來
(
でき
)
ませう。
然
(
さ
)
れば
百計
(
ひやくけい
)
盡
(
つき
)
た
塲合
(
ばあひ
)
には、たとへ
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
と
共
(
とも
)
に
永久
(
えいきゆう
)
に
此
(
この
)
孤島
(
はなれじま
)
に
朽果
(
くちは
)
つるとも、
無謀
(
むぼう
)
に
本島
(
ほんたう
)
を
出發
(
しゆつぱつ
)
する
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ません。
君
(
きみ
)
よ
左樣
(
さう
)
でせう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“孤島”の意味
《名詞》
沖合いに一つだけ離れている島。
(出典:Wiktionary)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤家
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤立
孤寂