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各々
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めい/\
ふりがな文庫
“
各々
(
めい/\
)” の例文
翌日は、
各々
(
めい/\
)
自分の家に訪ねて來るものと思つて、氣早の老人などは、
花茣蓙
(
はなござ
)
を押入から出して爐邊に布いて、澁茶を一掴み隣家から貰つて來た。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
此帝都
(
このていと
)
を去りて
絶海無人
(
ぜつかいむじん
)
の
島
(
たう
)
をさして去りぬ、
此
(
こ
)
の
壮
(
さか
)
んなる
様
(
さま
)
を目撃したる
数萬
(
すうまん
)
の人、
各々
(
めい/\
)
が思ふ
事々
(
こと/″\
)
につき、いかに
興奮感起
(
こうふんかんき
)
したる、ことに
少壮
(
せうさう
)
の人の
頭脳
(
づなう
)
には
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
其處
(
そこ
)
を
以
(
も
)
ちまして、
手前
(
てまへ
)
の
了簡
(
れうけん
)
で、
何
(
なん
)
と、
今年
(
ことし
)
は
一
(
ひと
)
つ、
趣
(
おもむき
)
をかへて、お
酒
(
さけ
)
を
頂戴
(
ちやうだい
)
しながら、
各々
(
めい/\
)
國々
(
くに/″\
)
の
話
(
はなし
)
、
土地
(
とち
)
所
(
ところ
)
の
物語
(
ものがたり
)
と
云
(
い
)
ふのをしめやかにしようではあるまいか。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
裏に
白羽二重
(
しろはぶたえ
)
のきれを縫いつけて、それへ
各々
(
めい/\
)
の朱印を附けて有るのですが、
誰
(
たれ
)
のだか分りません
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
廻り大石殿より
家々
(
いへ/\
)
片付
(
かたづけ
)
の
金使
(
かねつか
)
ひに命ぜられたれども不足の時は各々より二十三十づつ
借請
(
かりうけ
)
る
樣
(
やう
)
にと申されたりと云て
各々
(
めい/\
)
より
請取
(
うけとり
)
其外
(
そのほか
)
衣類
(
いるゐ
)
夜具迄
(
やぐまで
)
も所々にて借入
何處
(
いづく
)
共
(
とも
)
なく
迯亡
(
にげうせ
)
けり
是
(
これ
)
福貴
(
ふくき
)
なり
共
(
とも
)
人
(
ひと
)
百年の壽命は保ち難し
瓦
(
かはら
)
となりて
保
(
たも
)
たんより玉となりて
碎
(
くだ
)
けよとは
宜
(
むべ
)
なる哉大石と
倶
(
とも
)
に死しなば美名は萬世に殘るべきを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
ト、八戸君も小松君も、
卓子
(
テーブル
)
から離れて
各々
(
めい/\
)
自分の椅子を引ずつて
煖爐
(
ストーブ
)
の
周邊
(
あたり
)
に集る。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其處
(
そこ
)
を
以
(
も
)
ちまして、
手前
(
てまへ
)
の
了簡
(
れうけん
)
で、
何
(
なん
)
と、
今年
(
ことし
)
は
一
(
ひと
)
つ
趣
(
おもむき
)
をかへてお
酒
(
さけ
)
を
頂戴
(
ちやうだい
)
しながら、
各々
(
めい/\
)
國々
(
くに/″\
)
の
話
(
はなし
)
、
土地
(
とち
)
處
(
ところ
)
の
物語
(
ものがたり
)
と
云
(
い
)
ふのを、しめやかにしようではあるまいかと
申出
(
まをしで
)
ました
處
(
ところ
)
部屋頭
(
へやがしら
)
が
第
(
だい
)
一
番
(
ばん
)
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
各
常用漢字
小4
部首:⼝
6画
々
3画
“各々”で始まる語句
各々方
各々位