“夜具迄”の読み方と例文
読み方割合
やぐまで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廻り大石殿より家々いへ/\片付かたづけ金使かねつかひに命ぜられたれども不足の時は各々より二十三十づつ借請かりうけやうにと申されたりと云て各々めい/\より請取うけとり其外そのほか衣類いるゐ夜具迄やぐまでも所々にて借入何處いづくともなく迯亡にげうせけりこれ福貴ふくきなりともひと百年の壽命は保ち難しかはらとなりてたもたんより玉となりてくだけよとはむべなる哉大石とともに死しなば美名は萬世に殘るべきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)