“迯亡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かけおち50.0%
にげうせ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粂之進(くめのしん)は見てハツと思へども態(わざ)と何氣なく那(あ)の者は拙者(せつしや)方にて取迯(とりにげ)致(いたし)候者と云乍(いひなが)ら七助(すけ)に向(むか)ひ偖(さて)は其方梅(うめ)と密通(みつつう)致(いた)し我(わ)が金子(きんす)を奪(うば)ひ迯亡(かけおち)させつるか憎(につく)き奴(やつ)今茲に於て何事(なにごと)をか云(いふ)詞(ことば)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
廻り大石殿より家々(いへ/\)片付(かたづけ)の金使(かねつか)ひに命ぜられたれども不足の時は各々より二十三十づつ借請(かりうけ)る樣(やう)にと申されたりと云て各々(めい/\)より請取(うけとり)其外(そのほか)衣類(いるゐ)夜具迄(やぐまで)も所々にて借入何處(いづく)共(とも)なく迯亡(にげうせ)けり是(これ)福貴(ふくき)なり共(とも)人(ひと)百年の壽命は保ち難し瓦(かはら)となりて保(たも)たんより玉となりて碎(くだ)けよとは宜(むべ)なる哉大石と倶(とも)に死しなば美名は萬世に殘るべきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)