“内部:うち” の例文
“内部:うち”を含む作品の著者(上位)作品数
菊池寛2
アリギエリ・ダンテ2
国枝史郎2
河口慧海1
浅野和三郎1
“内部:うち”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩28.6%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア25.0%
哲学 > 仏教 > 仏教20.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かくて彼足を左にむけたり、我等は城壁をあとにし、一の溪に入りたる路をとり、内部うちにむかひてすゝめり 一三三—一三五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
こゝには憂へ憂ひをとゞめ、なやみは目の上の障礙しやうげにさへられ、苦しみをまさんとて内部うちにかへれり 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あらたに出し日の光を日にやはらかならしむる茂れる生ける神の林の内部うちをも周邊まはりをもさぐらんとて 一—三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
讀者よ、いざ目を鋭くしてまことを見よ、そは被物おほひはげに今いと薄く、内部うちをうかがふこと容易なればなり 一九—二一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
内部うちから見たこの紙帳の気味悪さ! 血蜘蛛の胴体どうは、厚味を持って、紙帳の面に張り付いていた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とたんに、紙帳の裾がひるがえり、内部うちからすくうように斬り上げた刀が、廊下にころがったままで燃えている、燭台の燈に一瞬間輝いた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
同じ一枚の障子に映ずる黒かげ——ではあるが、戸外から見上げる栄三郎と、内部うちにあって自ら眺めるお艶と果たしてどっちがいっそう苦しくつらかったであろうか。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かれ内部うちより打たれて、世捨てびとのごとく、名誉ほまれなく死なしめよ
(新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
変なうなり声が、内部うちから聞えます。まさしくこの部屋です。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
離座敷の内部うち一室ひとま。——そこには屏風が立て廻してあった。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かまびずしくきこえている、あつ真昼過まひるすぎのことであったともうします——やかた内部うちっていたような不時ふじ来客らいきゃく
内部うちもいろいろ立派な模様晒布〔更紗〕で張り付けてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
これはどうしてでしょうか。一つは気魄や、体質により、一概にも言われませんが、概して、人間の内部うちにある「飽くまで生き抜く力」というものを、信仰とか信念とかで掴んだ人が活動が続くようです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
内部うちからかぎをかけたのだ!』
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
内部うちから鍵をかけたのだ!』
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
何時自分が東京を去ったか、何処いずこを指して出たか、何人なにびとも知らない、母にも手紙一つ出さず、建前が済んで内部うち雑作ぞうさくも半ば出来上った新築校舎にすら一べつもくれないで夜ひそかに迷い出たのである。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ただちに江戸おもてへ馳せつけ参ったのでござるが、その時はすでに御存じのとおり、かの丹下めの無法により二剣ところを異にして、刀が血を欲するのか、内部うちなる水火が暴風雨を生ぜぬにはおかぬのか——とまれ、かかる騒動の真っただなかへ、われら、美濃国関の里よりのりこみ来たったわけでござる。その後
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)