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公債
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こうさい
ふりがな文庫
“
公債
(
こうさい
)” の例文
……この紙挾みのほうは、支払いの明細書と受領証、こちらの角封筒の中には、預金帳と、有価証券及び
公債
(
こうさい
)
証書の目録が入っております
キャラコさん:11 新しき出発
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
公債
(
こうさい
)
が
無
(
な
)
くなつたばかりでなく
多少
(
たせう
)
の
借金
(
しやくきん
)
があり、
家屋
(
かをく
)
と
地所
(
ぢしよ
)
とは
全部
(
ぜんぶ
)
で
金
(
きん
)
七十
圓
(
ゑん
)
に
賣却
(
ばいきやく
)
したのであつた。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
其結果
(
そのけつくわ
)
我國
(
わがくに
)
の
金利
(
きんり
)
が
高
(
たか
)
くなり、
株劵
(
かぶけん
)
が
下
(
さが
)
り、
公債
(
こうさい
)
も
社債
(
しやさい
)
も
下
(
さが
)
つて、
我國
(
わがくに
)
の
經濟界
(
けいざいかい
)
に
非常
(
ひじやう
)
な
打撃
(
だげき
)
を
與
(
あた
)
へるであらうと
云
(
い
)
ふことが、
世人
(
せじん
)
一
般
(
ぱん
)
の
心配
(
しんぱい
)
になつた
所
(
ところ
)
であるが
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
彼
(
あ
)
れほどの
地邸
(
ぢやしき
)
に
公債
(
こうさい
)
も
何
(
なに
)
ほどかは
持
(
もち
)
たまふならんが、
夫
(
それ
)
も
孃
(
ぢやう
)
さまが
身
(
み
)
じんまく
丈
(
だけ
)
漸々
(
やう/\
)
なるべしと、
我
(
わ
)
れ
入
(
い
)
り
立
(
た
)
ツて
見
(
み
)
し
樣
(
やう
)
な
話
(
はな
)
しなり、
老爺
(
ぢい
)
は
何
(
なん
)
として
其
(
その
)
やうに
委
(
くわ
)
しく
知
(
し
)
るぞと
問
(
と
)
へば
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何故
(
なぜ
)
かと
言
(
い
)
へば
日本
(
にほん
)
は
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べたやうに、
財政状態
(
ざいせいじやうたい
)
で
言
(
い
)
へば
大正
(
たいしやう
)
三
年
(
ねん
)
から
今日
(
こんにち
)
まで一
般
(
ぱん
)
會計
(
くわいけい
)
に
毎年
(
まいねん
)
公債
(
こうさい
)
が
計上
(
けいじやう
)
されてある、
即
(
すなは
)
ち
歳入
(
さいにふ
)
の
範圍
(
はんゐ
)
に
於
(
おい
)
て
歳出
(
さいしゆつ
)
の
切盛
(
きりもり
)
が
出來
(
でき
)
て
居
(
ゐ
)
ない
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
“公債”の意味
《名詞》
公債(こうさい)
国や地方公共団体が財源を調達するために負う債務のこと。また、そのために発行される債券。
(出典:Wiktionary)
“公債”の解説
公債(こうさい、英: public debt)とは、中央政府や地方政府が資金調達のために行う債券の発行または証書借入れによって負う金銭債務(=借金)またはこれに係る金銭債権をいう。
(出典:Wikipedia)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
債
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“公債”で始まる語句
公債發行予定額