“歳入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいにふ33.3%
さいにゅう33.3%
サイニフ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何故なぜかとへば日本にほんまへべたやうに、財政状態ざいせいじやうたいへば大正たいしやうねんから今日こんにちまで一ぱん會計くわいけい毎年まいねん公債こうさい計上けいじやうされてある、すなは歳入さいにふ範圍はんゐおい歳出さいしゆつ切盛きりもり出來できない
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
夫婦ぐらしなれば格別かくべつ、もしも三、五人の子供または老親あれば、歳入さいにゅうを以て衣食を給するにらず。故に家内かない力役りきえきたうる者は男女を問わず、或は手細工てざいく或は紡績ぼうせき等のかせぎを以てかろうじて生計せいけいすのみ。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)