“りようがは”の漢字の書き方と例文
語句割合
兩側100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またそのうしろまるいところと、まへ四角しかくなところとのつなぎめのところの兩側りようがはに、ちひさいまるをかがついてゐることがあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
室内しつないにて前記ぜんきごと條件じようけん場所ばしよもなく、また廊下ろうか居合ゐあはせて、兩側りようがは張壁はりかべからの墜落物ついらくぶつはさちせられさうな場合ばあひおいては、しつ出入口でいりぐち枠構わくがまへが
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
おな新開しんかいまちはづれに八百髮結床かみゆひどこ庇合ひあはひのやうな細露路ほそろぢあめかさもさゝれぬ窮屈きうくつさに、あしもととては處々ところ/″\溝板どぶいたおとあなあやふげなるをなかにして、兩側りようがはてたる棟割長屋むねわりながや
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この洞穴ほらあなは、アルタミラとはちがつて、たけたかおくふかあなであつて、兩側りようがはかべにやはり多數たすう動物どうぶついてあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
また二十尺にじつしやく三十尺さんじつしやくたかいし兩側りようがはてゝ、そのうへよこ巨石きよせきせてあるものなどは、たゞ人力じんりよくだけでもつてなされるものではなく、種々しゆ/″\工夫くふうこらしたものでせう。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)