“はりたふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
張倒25.0%
撲倒25.0%
擲倒25.0%
殴倒25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剥(むき)出し大音に汝(おのれ)云(いは)せて置ば方※(はうづ)がないびんしやんとすると張倒(はりたふ)すぞと敦圉(いきまき)切つて罵(のゝし)るをナンダ張倒すイヤ置て呉れ汝等に張倒されてお溜(たま)り飜(こぼ)しか有るものか爰(こゝ)な強曝(がうさら)しめと互に口から出放題(ではうだい)に惡口を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取て引擔(ひきかつ)ぎ斗筋打(もんどりうた)せ投付(なげつけ)るに今一人も張倒(はりたふ)し蹴返(けかへ)し乍(ながら)に發打(はつたと)白眼(にらみ)汝等二人は晝日中追落しする不屆者直樣(すぐさま)捕へ宿場へ連れ立ち御法通りにして呉ん首は入らぬか蠢蟲(うじむし)めと罵りければ惡徒共此勢に恐れけん尻込(しりごみ)して只眞平御免(まつぴらごめん)と詫(わび)るにぞ夫なら今日は赦(ゆる)して呉んと言捨(いひすて)て是は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
鐵拳(かなこぶし)に撲倒(はりたふ)す勇氣(ゆうき)はあれど誠(まこと)に父母(ちゝはゝ)いかなる日(ひ)に失(う)せて何時(いつ)を精進日(しやうじんび)とも心得(こゝろえ)なき身(み)の、心細(こゝろぼそ)き事(こと)を思(おも)ふては干場(ほしば)の傘(かさ)のかげに隱(かく)れて大地(だいぢ)を枕(まくら)に仰向(あふむ)き臥(ふ)してはこぼるゝ涙(なみだ)を呑込(のみこ)みぬる悲(かな)しさ
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
某し見屆(みとゞけ)たりサア出せ/\と詰寄(つめよる)に曲者は是非なく財布(さいふ)より金子二分取出し然樣(さやう)ならばと差出せしかばソレ見よ持て居(ゐ)ながら少しもなきなぞと未(まだ)僞るは不屆至極(ふとゞきしごく)なりと云ながら握(にぎ)り拳(こぶし)にて横樣(よこさま)に擲倒(はりたふ)さんとする故盜人は大いに恐れアヽ眞平(まつぴら)御免下(ごめんくだ)さるべしと平蜘(ひらくも)の如くになつて詫入(わびいる)にぞ半四郎は二分の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
どうでもお胸が晴れぬとあれば、殿さまの御名代(ごみやうだい)にこの奴が、女の頬桁(ほゝげた)ふたつ三つ殴倒(はりたふ)して、それで御仕置はお止めになされ。
番町皿屋敷 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)