“殴倒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はりたお50.0%
はりたふ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処に居るのは誰だフウ・イズ・ゼア」とどなる船員の声、しかし大股に進み出た水兵のためにうんともいわず、その場に殴倒はりたおされた。「さ船室へ早く」龍介君が喚いた。
危し‼ 潜水艦の秘密 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
どうでもお胸が晴れぬとあれば、殿さまの御名代ごみやうだいにこの奴が、女の頬桁ほゝげたふたつ三つ殴倒はりたふして、それで御仕置はお止めになされ。
番町皿屋敷 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)