“せいらう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晴朗66.7%
清朗33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すゝすゝんでつひ印度洋インドやう海口かいこうともいふきアデンわんたつし、はるかにソコトラじま煙波えんぱ縹茫へうぼうたるおきのぞむまで、大約たいやく週間しうかん航路かうろ毎日まいにち毎日まいにち天氣てんき晴朗せいらうで、海波かいは平穩おだやか
しかるにはからざりき、藤原村にすすむにしたがつて雨漸次に霽れきたり、全く晴朗せいらうとなる、けだし天我一行を歓迎くわんげいするの意乎、探検一行無事の吉兆きつてうすでに此の発程にのぞみてあらはれたり、衆皆踊躍とうやくして藤原村を
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
そも/\此日や秋季皇霊祭にして満天まんてん晴朗せいらう、世人はさだめて大白をげて征清軍しんぐん大勝利だいしやうりしゆくするならん、余等一行も亦此日水源すいげん確定かくていするを得、帝国万歳のこえは深山にひびわたれり、水源の出処すであきらかなれば
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
まづ此所こゝ閑靜かんせいことうみちか所爲せゐか、東京とうきやうよりは餘程よほどあたゝかいこと空氣くうき清朗せいらうこと紹介せうかいされたばうさんの親切しんせつこと食事しよくじ不味まづこと夜具やぐ蒲團ふとん綺麗きれいかないこと、などをつらねてゐるうちに
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)