“けいじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
啓示17.1%
掲示14.3%
桂次11.4%
兄事8.6%
形似8.6%
形而8.6%
刑事5.7%
圭二5.7%
慶事5.7%
兄侍2.9%
恵慈2.9%
慶治2.9%
敬二2.9%
繋辞2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次には神の啓示けいじをもって、我々の経験よりもさらに遥かに有力なるものと信じて、これに基づいて遠い以前の記録なき社会を解釈し、始祖は空をみ海波を飛び越えて
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「おいおい、行ってみや。番人が代ったぜ。こんどの奴ア八頭芋やつがしらみてえな面をした凄え坊主だ。おまけに、墻門かきもんに何やらむつかしい掲示けいじなんぞ貼りだしやがる」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小説「ゆく雲」の中には桂次けいじという学生の言葉をかりて
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
大河に気おくれして仕事がにぶってもならないし、かといって、大河に心で兄事けいじすることを忘れてもならない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
西洋の絵の長所は形似けいじだ、形を似せることに於ては、われわれはきざはししても及ばないかも知れない、この遠近、この人体、空気の色、日の光の陰影をまで、かくも精巧に現わすのは
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
奇形とか不具とかの形而けいじと一致して来る。
ばけものばなし (新字新仮名) / 岸田劉生(著)
金魚鉢きんぎょばちだから、金魚きんぎょがいるのだとばかり、はじめからおもいこんでいたのでして、だから、んだ金魚きんぎょも、ぼたんのはちつてつたとき、ひらひらおよいでいたはずだとかんがえ、はなしかけてきた刑事けいじさんに
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
其十四として茶山のこと所謂いはゆる「亡弊弟」に及んでゐる。即ち茶山の季弟恥庵晋宝信卿ちあんしんぱうしんけい、通称は圭二けいじである。茶山の行状等には晋宝が「晋葆」に作つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「ほかならぬ御両家の慶事けいじにたいして、ひょッと、そのようなこと、人にでも聞かれたら、そちの後難はまぬがれぬぞ。こよい、此方の旅舎へ参って、気を落ちつけてから、物を申せ」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕の竹馬の友で、親友で、妻の媒介人で、何かにつけて兄侍けいじしていた今井は、こうしてただ一片の骨とってしまった…………。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)
「こちらは、こんなにいい天気てんきだのになあ。」と、おな太陽たいようでありながら、その地方ちほうによって、あたえる恵慈けいじ相違そういかんがえずにはいられなかったのです。かれは、藤本先生ふじもとせんせいにも
空晴れて (新字新仮名) / 小川未明(著)
安「はい、慶治けいじ御内談があって他聞たぶんはゞかると仰しゃる事だから、彼方あちらへ行っておれ、えー用があれば呼ぶから」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
敬二けいじ——といった。その少年の名前である。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)
文学では、表象と表象をつなぐ「である」「でない」の繋辞けいじ(コプラ)をもっている。映画の連続はこれが欠けている。
現代美学の危機と映画理論 (新字新仮名) / 中井正一(著)