“掲示”の読み方と例文
読み方割合
けいじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ウン、鴨下——というか。ここの主人公の名前だな。その主人公は旅行に出かけたという掲示けいじだ。なアんだ。中は留守じゃないか」
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「おいおい、行ってみや。番人が代ったぜ。こんどの奴ア八頭芋やつがしらみてえな面をした凄え坊主だ。おまけに、墻門かきもんに何やらむつかしい掲示けいじなんぞ貼りだしやがる」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つぎの朝早くわたくし実習じっしゅう掲示けいじする黒板にこう書いておきました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)