“実習”の読み方と例文
読み方割合
じっしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何だかあの歌を歌うと頭がいたくなるような気がする。実習じっしゅうのほうがかえっていいくらいだ。学校からまとめて注文ちゅうもんするというのでぼく苹果りんごを二本と葡萄ぶどうを一本たのんでおいた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
例の五人の少年たちは、その夏、正式に谷博士の研究所で実習じっしゅうさせてもらうことになった。そして今、研究所で起きふししている。九月の半ばごろまで、実習はつづくはずであった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
今日実習じっしゅうんでから農舎のうしゃの前に立ってグラジオラスの球根きゅうこんしてあるのを見ていたら武田たけだ先生も鶏小屋にわとりごや消毒しょうどくだか済んで硫黄華いおうかをずぼんへいっぱいつけて来られた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)