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いたで
ふりがな文庫
“いたで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
傷手
61.3%
痛手
21.3%
負傷
6.3%
重傷
5.0%
傷
1.3%
創手
1.3%
深傷
1.3%
痍
1.3%
痛痍
1.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傷手
(逆引き)
神のごとき純なお千絵に、生涯の
傷手
(
いたで
)
を与えて去ることは、かの女を幸福にすべく起った初志をみずから裏切っていないだろうか。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いたで(傷手)の例文をもっと
(49作品)
見る
痛手
(逆引き)
愛なき結婚が生んだこの不遇と、この不遇から受けた
痛手
(
いたで
)
から私の生涯は
所詮
(
しょせん
)
暗い
帳
(
とばり
)
の中に終るものだと
諦
(
あきら
)
めた事もありました。
柳原燁子(白蓮)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
いたで(痛手)の例文をもっと
(17作品)
見る
負傷
(逆引き)
そうしてそれでも辛うじて広い河原を向こうへ越すと暮れ
逼
(
せま
)
って来た薄闇の中へ
負傷
(
いたで
)
の姿を掻き消した。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いたで(負傷)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
重傷
(逆引き)
その
歩々
(
ほほ
)
に
委
(
おと
)
せし血は
苧環
(
をだまき
)
の糸を曳きたるやうに長く
連
(
つらな
)
りて、畳より縁に、縁より庭に、庭より外に
何処
(
いづこ
)
まで、彼は
重傷
(
いたで
)
を負ひて行くならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いたで(重傷)の例文をもっと
(4作品)
見る
傷
(逆引き)
人
(
ひと
)
の
噂
(
うは
)
さと
共
(
とも
)
に
彼女
(
かのぢよ
)
の
傷
(
いたで
)
はだん/\その
生々
(
なま/\
)
しさを
失
(
うしな
)
ふことが
出來
(
でき
)
たけれど、
猶
(
なほ
)
幾度
(
いくど
)
となくその
疼
(
いた
)
みは
復活
(
ふくくわつ
)
した。
彼女
(
かのぢよ
)
は
靜
(
しづ
)
かに
悔
(
く
)
ゐることを
知
(
し
)
つた。それでも
猶
(
なほ
)
その
悔
(
くゐ
)
には
負惜
(
まけを
)
しみがあつた。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
いたで(傷)の例文をもっと
(1作品)
見る
創手
(逆引き)
矢
(
や
)
の
根
(
ね
)
を
深
(
ふか
)
み、
創手
(
いたで
)
より
聖
(
ひじ
)
りごころは
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
いたで(創手)の例文をもっと
(1作品)
見る
深傷
(逆引き)
山田ははや為す
術
(
すべ
)
を知らない
深傷
(
いたで
)
を身に蒙った。而も、「伊藤が居る間は……」という言葉は、その傷をして殆んど致命的のものたらしめていた。
掠奪せられたる男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
いたで(深傷)の例文をもっと
(1作品)
見る
痍
(逆引き)
拍子木
(
へうしぎ
)
の
歎
(
なげき
)
またいと
痛
(
いた
)
し古き
痍
(
いたで
)
に
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いたで(痍)の例文をもっと
(1作品)
見る
痛痍
(逆引き)
此時横井の門人下津は、初め柳田に前額を一刀切られたのに屈せず、奮闘した末、柳田の
肩尖
(
かたさき
)
を一刀深く切り下げた。柳田は
痛痍
(
いたで
)
にたまらず、ばたりと地に倒れた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いたで(痛痍)の例文をもっと
(1作品)
見る
“いたで”の意味
《名詞》
重い傷。重傷。深手。
(比喩的に)甚だしい痛みや損害。大ダメージ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
きずつ
きず
ふかで
いたみ
けが
じゅうしょう
いた
いたきわざ
いたは
いたま