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肩尖
ふりがな文庫
“肩尖”の読み方と例文
読み方
割合
かたさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたさき
(逆引き)
少しく追加するとインドのマラワルの俗信に虎の左の
肩尖
(
かたさき
)
の上に毛生えぬ小点あり、そこの皮また骨を取り置きて
嘗
(
な
)
め含むと胃熱を治す
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
鼈四郎は病友の
屍体
(
したい
)
の
肩尖
(
かたさき
)
に大きく覗いている未完成の顔をつくづく
見瞠
(
みい
)
り「よし」と独りいって、屍体を棺に納め、共に焼いてしまったことであった。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
此時横井の門人下津は、初め柳田に前額を一刀切られたのに屈せず、奮闘した末、柳田の
肩尖
(
かたさき
)
を一刀深く切り下げた。柳田は
痛痍
(
いたで
)
にたまらず、ばたりと地に倒れた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
肩尖(かたさき)の例文をもっと
(6作品)
見る
肩
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“肩”で始まる語句
肩
肩衣
肩胛骨
肩掛
肩肘
肩章
肩身
肩肱
肩越
肩書
“肩尖”のふりがなが多い著者
南方熊楠
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
岡本かの子