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『雪の夜の怪』
ふりがな文庫
『
雪の夜の怪
(
ゆきのよるのかい
)
』
昼間のうちは石ばりをしたようであった寒さが、夕方からみょうにゆるんでいる日であった。私はこの比よく出かけて往く坂の上のカフェーで酒を飲みながら、とりとめのないことをうっとりと考えていた。 「や、雪だ」 「ほんとだわ」と云ういせいの良い壮い男 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
合
(
ごう
)
留
(
とめ
)
幸
(
こう
)
丈
(
じょう
)
出入
(
しゅつにゅう
)
己
(
じぶん
)
比
(
ごろ
)
黄
(
きい
)
怒
(
いかり
)
後
(
うしろ
)
引締
(
ひきしめ
)
何人
(
だれ
)
壮佼
(
わかいしゅ
)
停
(
とま
)
用達
(
ようた
)
燈
(
あかり
)
酌
(
しゃく
)
蹲
(
しゃが
)
裾
(
すそ
)
網
(
あみ
)
蟇口
(
がまぐち
)
蒼白
(
あおじろ
)
蒼
(
あお
)
良人
(
おっと
)
舐
(
な
)
肱
(
ひじ
)
罎
(
びん
)
眉
(
まゆ
)
訊
(
き
)
起
(
た
)
跟
(
つ
)
路
(
みち
)
軋
(
きし
)
逢
(
あ
)
鏨屑
(
のみくず
)
靠
(
もた
)
頬杖
(
ほおづえ
)
額
(
ひたい
)
食卓
(
テーブル
)
鬼魅
(
きみ
)
鱗
(
うろこ
)
厭
(
いや
)
夜更
(
よふ
)
姐
(
ねえ
)
姑
(
しゅうとめ
)
婢
(
じょちゅう
)
対手
(
あいて
)
射
(
さ
)
山
(
やま
)
工合
(
ぐあい
)
壮
(
わか
)
執
(
と
)
建立
(
こんりゅう
)
因業
(
いんごう
)
細君
(
さいくん
)
千代
(
ちよ
)
担
(
かつ
)
按摩
(
あんま
)
挿画
(
さしえ
)
撲
(
なぐ
)
曳
(
ひ
)
杯
(
さかずき
)
柄杓
(
ひしゃく
)
八
(
や
)
注
(
つ
)
穢屋
(
わいや
)