トップ
>
餅
>
かちん
ふりがな文庫
“
餅
(
かちん
)” の例文
旧字:
餠
傘屋の吉だよ、
己
(
お
)
れだよと少し高く言へば、嫌な子だね此樣な遲くに何を言ひに來たか、又お
餅
(
かちん
)
のおねだりか、と笑つて、今あけるよ
少時
(
しばらく
)
辛棒おしと言ひながら
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
小「お前さんは酒を三杯飲んだろうが、私は待ってる間にお
餅
(
かちん
)
を二タ切焼いて呉れたぎりだから腹が
空
(
へ
)
って仕様がない、もう直に
戌刻
(
よつ
)
になりますから早く
往
(
い
)
きましょう」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
傘屋
(
かさや
)
の
吉
(
きち
)
だよ、
己
(
お
)
れだよと
少
(
すこ
)
し
高
(
たか
)
く
言
(
い
)
へば、いやな
子
(
こ
)
だね
此樣
(
こん
)
な
遲
(
おそ
)
くに
何
(
なに
)
を
言
(
い
)
ひに
來
(
き
)
たか、
又
(
また
)
お
餅
(
かちん
)
のおねだりか、と
笑
(
わら
)
つて、
今
(
いま
)
あけるよ
少時
(
しばらく
)
辛防
(
しんばう
)
おしと
言
(
い
)
ひながら
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
餅
(
かちん
)
を
燒
(
や
)
くには
火
(
ひ
)
が
足
(
た
)
らないよ、
臺所
(
だいどころ
)
の
火消壺
(
ひけしつぼ
)
から
消
(
け
)
し
炭
(
ずみ
)
を
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
てお
前
(
まへ
)
が
勝手
(
かつて
)
に
燒
(
や
)
いてお
喰
(
た
)
べ、
私
(
わたし
)
は
今夜中
(
こんやぢゆう
)
に
此
(
こ
)
れ
一枚
(
ひとつ
)
を
上
(
あ
)
げねばならぬ、
角
(
かど
)
の
質屋
(
しちや
)
の
旦那
(
だんな
)
どのが
御年始着
(
ごねんしぎ
)
だからとて
針
(
はり
)
を
取
(
と
)
れば
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“餅”の意味
《名詞》
(もち)炊いた米をつき固め一塊にした食物。
(出典:Wiktionary)
“餅”の解説
餅(もち)、モチ、もちとは、もち米を加工して作る食品。丁寧語でお餅、おもちとも。
また広義には、もち米以外の穀類で作るものをもいい、さらにそれ以外の材料(寒天など)を用いた食品についても「餅」と称する場合もある。本項ではこれらについても述べる。
(出典:Wikipedia)
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“餅”を含む語句
鏡餅
煎餅
牡丹餅
餅搗
画餅
焼餅
大福餅
餡餅
供餅
餅花
瓦煎餅
揚煎餅
塩煎餅
柏餅
粟餅
草餅
蕎麦餅
煎餅布団
粟餅屋
氷餅
...