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花子
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はなこ
ふりがな文庫
“
花子
(
はなこ
)” の例文
「
牛込
(
うしごめ
)
の
兄
(
にい
)
さんだわ。
正
(
しょう
)
ちゃんたちがボールをしていると
私
(
わたし
)
がいったら、
兄
(
にい
)
さんはとんでいったわ。」と、
花子
(
はなこ
)
さんがいいました。
ボールの行方
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なしお
待遊
(
まちあそ
)
ばせよと
待遇
(
もてなし
)
ぶり
詞
(
ことば
)
滑
(
なめら
)
かの
人
(
ひと
)
とて
中々
(
なか/\
)
に
歸
(
かへ
)
しもせず
枝
(
えだ
)
に
枝
(
えだ
)
そふ
物
(
もの
)
がたり
花子
(
はなこ
)
いとゞ
眞面目
(
まじめ
)
になりて
斯
(
か
)
う
申
(
まを
)
してはを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と小声で言って煙草を捨て、靴の先で踏みにじりながら、「支那ではね、乞食の事をホワツと言うのです。
花子
(
はなこ
)
と書きます。 ...
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
道成寺で、再度の鐘建立が行われ、その
供養
(
くよう
)
を、白拍子の
花子
(
はなこ
)
という者が拝みに来る。これは、実のところ、清姫であって、寺僧は、女人禁制を理由として、拒む。
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
亂
(
みだ
)
るゝ
心
(
こゝろ
)
を
流石
(
さすが
)
に
靜
(
しづ
)
めて
花子
(
はなこ
)
さま
仰
(
おほ
)
せまだ
私
(
わたし
)
には
呑込
(
のみこ
)
めませぬお
答
(
こた
)
へも
何
(
なに
)
も
追
(
おつ
)
てのこと
今日
(
けふ
)
は
先
(
ま
)
づお
暇
(
いとま
)
と
立
(
た
)
たんとするを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
つぎに、
花子
(
はなこ
)
が
帰
(
かえ
)
ってきて、お
友
(
とも
)
だちのところへゆくのだから、
髪
(
かみ
)
を
結
(
ゆ
)
ってくれといいますので、
髪
(
かみ
)
を
結
(
ゆ
)
ってやったりしていますと、もう
晩方
(
ばんがた
)
になりました。
さびしいお母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
正
(
しょう
)
ちゃん、ここへきてごらんなさい。ありがなにかはこんでてよ。」と、
花子
(
はなこ
)
さんがよびました。
ボールの行方
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
洩
(
も
)
るれば
花子
(
はなこ
)
少
(
すこ
)
し
笑
(
ゑ
)
みを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
正
(
しょう
)
ちゃんは
花子
(
はなこ
)
さんに、
少年
(
しょうねん
)
の
買
(
か
)
ってくれたボールをわたすと、
気
(
き
)
もちがらくらくとしました。
ボールの行方
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ほんとうだわ、おじさん、あめ
屋
(
や
)
さんになったの。」と、
花子
(
はなこ
)
さんもききました。
夏の晩方あった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、
象
(
ぞう
)
がいいわ。」と、
花子
(
はなこ
)
さんが、いいました。
夏の晩方あった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車