“はなこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハナコ
語句割合
花子66.7%
華子11.1%
花粉11.1%
鼻子11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なしお待遊まちあそばせよと待遇もてなしぶりことばなめらかのひととて中々なか/\かへしもせずえだえだそふものがたり花子はなこいとゞ眞面目まじめになりてまをしてはを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「女方術師、蝦蟇がま夫人、その本名は冷泉華子はなこ、そのお方の透視みとおしで知れた」ここでウンと威張ったが
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「冷泉華子はなこでございます」
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こて/\と薔薇の花粉はなこで拵らへた白粉を、まだらに塗つてをりました。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
吾輩はこの偉大なる鼻に敬意を表するため、以来はこの女を称して鼻子はなこ鼻子と呼ぶつもりである。鼻子は先ず初対面の挨拶を終って「どうも結構な御住居おすまいですこと」と座敷中をめ廻わす。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)