トップ
>
月末
>
げつまつ
ふりがな文庫
“
月末
(
げつまつ
)” の例文
月
(
つき
)
が
變
(
かは
)
つてから
寒
(
さむ
)
さが
大分
(
だいぶ
)
緩
(
ゆる
)
んだ。
官吏
(
くわんり
)
の
増俸
(
ぞうほう
)
問題
(
もんだい
)
につれて
必然
(
ひつぜん
)
起
(
おこ
)
るべく、
多數
(
たすう
)
の
噂
(
うはさ
)
に
上
(
のぼ
)
つた
局員
(
きよくゐん
)
課員
(
くわゐん
)
の
淘汰
(
たうた
)
も、
月末
(
げつまつ
)
迄
(
まで
)
に
略
(
ほゞ
)
片付
(
かたづ
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
『心配しなさんな。
明日
(
あした
)
から
己
(
おれ
)
が書き出す。
此処
(
こゝ
)
へ来てから大分に気分も
佳
(
い
)
いのだから。
月末
(
げつまつ
)
には
何
(
ど
)
うにか成るさ。』
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
その
叔父
(
をぢ
)
は
十年
(
じふねん
)
ばかり
前
(
まへ
)
、七十一で
故人
(
こじん
)
になつたが、
尚
(
な
)
ほその
以前
(
いぜん
)
……
米
(
こめ
)
が
兩
(
りやう
)
に
六升
(
ろくしよう
)
でさへ、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
が
騷
(
さわ
)
がしいと
言
(
い
)
つた、
諸物價
(
しよぶつか
)
の
安
(
やす
)
い
時
(
とき
)
、
月末
(
げつまつ
)
、
豆府屋
(
とうふや
)
の
拂
(
はらひ
)
が
七圓
(
なゝゑん
)
を
越
(
こ
)
した。
湯どうふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『
貴方
(
あなた
)
、此の
月末
(
げつまつ
)
から
何
(
ど
)
うしませう。田舎と違つて大分街では
生活
(
くらし
)
が掛り
相
(
さう
)
ですわ。』
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
実は文芸時評が
可
(
い
)
けないから、
原口
(
はらぐち
)
だの何だの二三軒
歩
(
ある
)
いたが、
何所
(
どこ
)
も
月末
(
げつまつ
)
で都合がつかない。それから最後に里見の所へ行つて——里見といふのは知らないかね。里見恭助。法学士だ。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
自分の外で働いて取る金額の全部を挙げて細君の手に
委
(
ゆだ
)
ねるのを例にしていた健三には、それが意外であった。彼はいまだかつて
月末
(
げつまつ
)
に細君の手から支出の
明細書
(
めいさいがき
)
を突き付けられた
例
(
ためし
)
がなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“月末”の意味
《名詞・形容動詞》
月末(げつまつ、稀:つきずえ)
ひと月の終わり。また、その時期。
(出典:Wiktionary)
“月末”の解説
月末(げつまつ)または、月末日(つきまつじつ)は、暦月の最後の日のことである。
(出典:Wikipedia)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“月”で始まる語句
月
月代
月日
月夜
月光
月明
月並
月琴
月輪
月影