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ぶんじ
ふりがな文庫
“
文次
(
ぶんじ
)” の例文
出もどりの姉おこよにやらせている名物いろは
寿司
(
ずし
)
、
岡
(
おか
)
っ引きいろは
屋
(
や
)
文次
(
ぶんじ
)
が住まいである。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
二の橋から迎えに来た船頭
文次
(
ぶんじ
)
の船に、漁師の伊太郎の手で引上げられたのは、ほんの煙草二三服の後でしたが、
頸筋
(
くびすじ
)
を深々と刺されて、もう虫の息になっていたというのです。
銭形平次捕物控:069 金の鯉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それと
長吉
(
ちようきち
)
聲
(
こゑ
)
をかくれば
丑松
(
うしまつ
)
文次
(
ぶんじ
)
その
余
(
よ
)
の十
餘人
(
よにん
)
、
方角
(
はうがく
)
をかへてばら/\と
逃足
(
にげあし
)
はやく、
㧞
(
ぬ
)
け
裏
(
うら
)
の
露路
(
ろぢ
)
にかゞむも
有
(
あ
)
るべし、
口惜
(
くや
)
しいくやしい
口惜
(
くや
)
しい
口惜
(
くや
)
しい、
長吉
(
ちようきち
)
め
文次
(
ぶんじ
)
め
丑松
(
うしまつ
)
め
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
祭
(
まつ
)
りの
夜
(
よ
)
は
田町
(
たまち
)
の
姉
(
あね
)
のもとへ
使
(
つか
)
ひを
吩附
(
いひつけ
)
られて、
更
(
ふく
)
るまで
我家
(
わがや
)
へ
歸
(
かへ
)
らざりければ、
筆
(
ふで
)
やの
騷
(
さわ
)
ぎは
夢
(
ゆめ
)
にも
知
(
し
)
らず、
明日
(
あす
)
に
成
(
な
)
りて
丑松
(
うしまつ
)
文次
(
ぶんじ
)
その
外
(
ほか
)
の
口
(
くち
)
よりこれ/\で
有
(
あ
)
つたと
傳
(
つた
)
へらるゝに
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手振手拍子ひとつも変る事なし、うかれ立たる十人あまりの騒ぎなれば何事と
門
(
かど
)
に立ちて人垣をつくりし中より、三五郎は居るか、
一寸
(
ちよつと
)
来てくれ大急ぎだと、
文次
(
ぶんじ
)
といふ
元結
(
もとゆひ
)
よりの呼ぶに
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
三五
郎
(
らう
)
は
居
(
ゐ
)
るか、
一寸
(
ちよつと
)
來
(
きて
)
くれ
大急
(
おほいそ
)
ぎだと、
文次
(
ぶんじ
)
といふ
元結
(
もとゆひ
)
よりの
呼
(
よぶ
)
に、
何
(
なん
)
の
用意
(
ようい
)
もなくおいしよ、よし
來
(
きた
)
と
身
(
み
)
がるに
敷居
(
しきゐ
)
を
飛
(
とび
)
こゆる
時
(
とき
)
、
此
(
この
)
二タ
股
(
また
)
野郎
(
やらう
)
覺悟
(
かくご
)
をしろ、
横町
(
よこてう
)
の
面
(
つら
)
よごしめ
唯
(
たゞ
)
は
置
(
お
)
かぬ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
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常用漢字
小3
部首:⽋
6画
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文次郎