“文次”の読み方と例文
読み方割合
ぶんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出もどりの姉おこよにやらせている名物いろは寿司ずしおかっ引きいろは文次ぶんじが住まいである。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
二の橋から迎えに来た船頭文次ぶんじの船に、漁師の伊太郎の手で引上げられたのは、ほんの煙草二三服の後でしたが、頸筋くびすじを深々と刺されて、もう虫の息になっていたというのです。
それと長吉ちようきちこゑをかくれば丑松うしまつ文次ぶんじそのの十餘人よにん方角はうがくをかへてばら/\と逃足にげあしはやく、うら露路ろぢにかゞむもるべし、口惜くやしいくやしい口惜くやしい口惜くやしい、長吉ちようきち文次ぶんじ丑松うしまつ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)