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逃足
ふりがな文庫
“逃足”の読み方と例文
読み方
割合
にげあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげあし
(逆引き)
よしやどれほどの
宝
(
たから
)
を
捧
(
ささ
)
げてこようと、なんで
汝
(
なんじ
)
らごとき
犬侍
(
いぬざむらい
)
のくされ
扶持
(
ぶち
)
をうけようか、たいがいこんなことであろうと、
汝
(
なんじ
)
の
逃足
(
にげあし
)
へ遠矢を
射
(
い
)
たのはかくもうすそれがしなのだ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それと
長吉
(
ちようきち
)
聲
(
こゑ
)
をかくれば
丑松
(
うしまつ
)
文次
(
ぶんじ
)
その
余
(
よ
)
の十
餘人
(
よにん
)
、
方角
(
はうがく
)
をかへてばら/\と
逃足
(
にげあし
)
はやく、
㧞
(
ぬ
)
け
裏
(
うら
)
の
露路
(
ろぢ
)
にかゞむも
有
(
あ
)
るべし、
口惜
(
くや
)
しいくやしい
口惜
(
くや
)
しい
口惜
(
くや
)
しい、
長吉
(
ちようきち
)
め
文次
(
ぶんじ
)
め
丑松
(
うしまつ
)
め
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
女はそのときこんどは明らかな
逃足
(
にげあし
)
になり、川岸を左へ曲り、暗い
椎
(
しい
)
の木のある
筑土
(
つくど
)
の角へ曲ろうとしました、そこは多門の屋敷のある小路だから、多門はいそいでその女の肩さきへ手をかけ
ゆめの話
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
逃足(にげあし)の例文をもっと
(3作品)
見る
逃
常用漢字
中学
部首:⾡
9画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“逃”で始まる語句
逃
逃出
逃亡
逃去
逃散
逃路
逃入村
逃走
逃失
逃場
“逃足”のふりがなが多い著者
樋口一葉
室生犀星
吉川英治