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筑土
ふりがな文庫
“筑土”の読み方と例文
読み方
割合
つくど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つくど
(逆引き)
彼らは
筑土
(
つくど
)
を下りて、柿の木横町から
揚場
(
あげば
)
へ出て、かねてそこの船宿にあつらえておいた屋根船に乗るのである。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
女はそのときこんどは明らかな
逃足
(
にげあし
)
になり、川岸を左へ曲り、暗い
椎
(
しい
)
の木のある
筑土
(
つくど
)
の角へ曲ろうとしました、そこは多門の屋敷のある小路だから、多門はいそいでその女の肩さきへ手をかけ
ゆめの話
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
これを東京の九段におられる能小鼓の名人で高林弥九郎という人が見かねて東京に呼び寄せ、牛込の
筑土
(
つくど
)
八幡の近くに小さな
家
(
うち
)
を借りて住まわせて下すったので父はやっと息を
吐
(
つ
)
いたという事である。
あやかしの鼓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
筑土(つくど)の例文をもっと
(3作品)
見る
筑
漢検準1級
部首:⽵
12画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“筑”で始まる語句
筑紫
筑波
筑前
筑波山
筑後
筑摩
筑前守
筑阿弥
筑摩川
筑波根
“筑土”のふりがなが多い著者
室生犀星
夏目漱石
夢野久作