-
トップ
>
-
性
>
-
せう
女房をだまくらかして
妾の
處へ
注ぎ
込む
樣な
不人情は
仕度ても
出來ない、あれ
丈腹の
太い
豪いのでは
有らうが、
考へると
此處の
旦那も
鬼の
性さ、二
代つゞきて
彌々根が
張らうと
年を
言はゞ二十六、
遲れ
咲の
花も
梢にしぼむ
頃なれど、
扮裝のよきと
天然の
美くしきと二つ
合せて五つほどは
若う
見られぬる
徳の
性、お
子樣なき
故と
髮結の
留は
言ひしが、あらばいさゝか
沈着くべし
“性”の意味
《名詞》
(セイ)生物的な男女又は雌雄の区別。
(セイ)性欲や性衝動に関すること。
(セイ)印欧語やセム語派に代表的にみられる、名詞などの変化の形態によって区別されるグループ。おもに、男性、女性、中性、通性などに分けられる。同一言語内でその区分が多い場合は、名詞クラスと呼ばれる。
(ショウ、さが)うまれもって、その人が有する考え方などの傾向。本能。
(出典:Wiktionary)