山姫やまひめ)” の例文
あかつきしもき、夕暮ゆふぐれきりけて、山姫やまひめ撞木しゆもくてて、もみぢのくれなゐさとひゞかす、樹々きゞにしきらせ、とれば、龍膽りんだう俯向うつむけにいた、半鐘はんしようあかゞねは、つきむらさきかげらす。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あなたは、山姫やまひめ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
よ、朝凪あさなぎうらなぎさいさぎよ素絹そけんきて、山姫やまひめきたゑがくをところ——えだすきたるやなぎなかより、まつつたこずゑより、いだ秀嶽しうがく第一峯だいいつぽう山颪やまおろしさときたれば、色鳥いろどりれてたきわたる。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かくれたる山姫やまひめにしきらす松明たいまつかとゆ。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
世に隠れたる山姫やまひめにしきを照らす松明たいまつかとゆ。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)