“山姫山”の読み方と例文
読み方割合
やまひめやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、そこで戸倉老人が打明けたのは、いつか山姫山やまひめやまの山小屋で、春木、牛丸の二少年に語ってきかせた話だが、戸倉老人はさらに言葉をついで
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それはさておき、山姫山やまひめやまの頂上にある陸地測量隊りくちそくりょうたいの山小屋に一夜をあかすことになった、戸倉老人と春木、牛丸の二少年は、それから間もなく背すりあわせて寝ることになった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
牛丸少年の考えでは、思い切って西の方へ迂回うかいし、タヌキ山から山姫山やまひめやまの方へでて、それを越えて千本松峠せんぼんまつとうげへでるのがいいと思った。しかしそこまでゆくには、今日いっぱいではだめだ。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)