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堅
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がた
ふりがな文庫
“
堅
(
がた
)” の例文
物
(
もの
)
堅
(
がた
)
い
良人
(
おっと
)
の
方
(
ほう
)
でも、うわべはしきりに
耐
(
こら
)
え
耐
(
こら
)
えて
居
(
お
)
りながら、
頭脳
(
あたま
)
の
内部
(
なか
)
は
矢張
(
やは
)
りありし
昔
(
むかし
)
の
幻影
(
げんえい
)
で
充
(
み
)
ち
充
(
み
)
ちているのがよく
判
(
わか
)
るのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そういう古風な考え方はもう抱いている者もないかと思っていると、地方によって存外に物
堅
(
がた
)
く、今でも、この案山子に対して慰労感謝の祭をしている者もある。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
家に養ひ置
纔
(
わづか
)
に兄弟二人の家内にして
祿高
(
ろくだか
)
五百石を領し外に
若黨
(
わかたう
)
二人
下婢
(
げぢよ
)
一人中間小者共主從九人の
暮
(
くら
)
しなり扨此喜内は學問を好み軍學武藝にも達し物
堅
(
がた
)
き
生質
(
せいしつ
)
なれば諸方より妻を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
上手
(
じょうず
)
」とか「
下手
(
へた
)
」とかいう言葉は、直ちに手の技を語ります。「手
堅
(
がた
)
い」とか「手
並
(
なみ
)
がよい」とか、「手柄を立てる」とか、「手本にする」とか皆手に
因
(
ちな
)
んだ言い方であります。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
探
(
さが
)
しけるに吉原の
廓
(
くるわ
)
第一の
妓樓
(
ぢようろや
)
にて京町の三浦屋に
米搗
(
こめつき
)
の口有り一ヶ年給金三兩にて
住込
(
すみこみ
)
日毎
(
ひごと
)
に米を
搗
(
つく
)
を以て身の勤めとはなしにける然るに物
堅
(
がた
)
き傳吉は
鄭聲
(
ていせい
)
音曲
(
おんぎよく
)
洞房
(
どうばう
)
花燭
(
くわしよく
)
の
樂
(
たの
)
しみを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
現在に見屆ければ
必定
(
ひつぢやう
)
物
堅
(
がた
)
き喜内の事故二人共に手討に
爲
(
なす
)
べし然れば是迄の
無念
(
むねん
)
も
晴
(
はれ
)
るなりと思ひて告たりしに案に相違の喜内が計ひ金迄
持
(
もた
)
せ
落
(
おと
)
して
遣
(
やり
)
其上喜内よりの申聞にはお花事は
豫
(
かね
)
て出家の望み有により暇を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“堅”の解説
堅(けん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
堅
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“堅”を含む語句
堅気
堅固
堅牢
中堅
堅苦
堅硬
堅塩
根堅洲国
堅田
堅造
物堅
堅木
久堅町
堅蔵
堅実
義理堅
堅過
堅氷
堅魚
堅實
...