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堅蔵
ふりがな文庫
“堅蔵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたぞう
80.0%
かたざう
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたぞう
(逆引き)
堅蔵
(
かたぞう
)
で悧発者という評判の半三郎という男の嫁にという話が纏まって、結納まで立派に済んどる。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「若いときはしました。しかし、今の家内を
貰
(
もら
)
ってから、
福沢宗
(
ふくざわしゅう
)
になりましてね、
堅蔵
(
かたぞう
)
ですよ」
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
堅蔵(かたぞう)の例文をもっと
(4作品)
見る
かたざう
(逆引き)
東京神田の駿河台に大きな病院を持つてゐる広川
和
(
わ
)
一氏といふ医学博士がある。芸者の噂でもすると、顔を
真蒼
(
まつさを
)
にして怒り出すといふ、名代の
堅蔵
(
かたざう
)
である。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
その
堅蔵
(
かたざう
)
の長次郎氏が、
何
(
ど
)
う気が変つたものか、近頃京都の岡崎辺へ立派な別荘を新築した。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
堅蔵(かたざう)の例文をもっと
(1作品)
見る
堅
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
“堅”で始まる語句
堅
堅気
堅固
堅牢
堅人
堅田
堅氣
堅造
堅炭
堅塁
“堅蔵”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
吉川英治
岡本かの子
夢野久作
田中貢太郎