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到着
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とうちゃく
ふりがな文庫
“
到着
(
とうちゃく
)” の例文
一旦列車が
到着
(
とうちゃく
)
したとなれば、もう自分のお客を探すことで心中一パイになってしまい、まったくそれどころではないのであった。
三の字旅行会
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
そしてネネムはまちをこめた黄色の
夕暮
(
ゆうぐれ
)
の中の物干台にフゥフィーボー博士が無事に
到着
(
とうちゃく
)
して家の中に入って行くのをたしかに見ました。
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そして、かれらの名前をきき、それを名簿とてらしあわせて、
到着
(
とうちゃく
)
のしるしをつけおわると、すぐかれらに朝倉夫人を
紹介
(
しょうかい
)
した。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
からすは、かもめのように
空
(
そら
)
を
高
(
たか
)
く、また
速
(
はや
)
く
飛
(
と
)
ぶことはできませんでした。それでも
幾日
(
いくにち
)
かかかって、にぎやかな
都
(
みやこ
)
に
到着
(
とうちゃく
)
いたしました。
馬を殺したからす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
城
(
しろ
)
がどうやらできあがったころ、
明軍
(
みんぐん
)
十四
万
(
まん
)
の大兵が
京城
(
けいじょう
)
に
到着
(
とうちゃく
)
し、この
蔚山城
(
うるさんじょう
)
をひともみに、もみ落とそうと軍議していることがわかった。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
▼ もっと見る
そのうち、注文したわながたくさん
到着
(
とうちゃく
)
した。
私
(
わたし
)
は大急ぎでそれを組み合わせ、夜になってから原の方々へ
埋
(
う
)
めておいた。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
都
(
みやこ
)
の方では、はっていた
鎖
(
くさり
)
がゆるんできたので、人びとはそれをたぐりました。帰りには、重い石をもっていたので、
巨男
(
おおおとこ
)
は三十日かかってやっと都に
到着
(
とうちゃく
)
しました。
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「それに先だって古賀が去ってから、まだ後任が事故のために
到着
(
とうちゃく
)
しないだろう。その上に君と僕を同時に追い出しちゃ、生徒の時間に明きが出来て、授業にさし
支
(
つか
)
えるからな」
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
○「如何にして日を暮らすべき」「誰かこの苦を救ふてくれる者はあるまいか」
此
(
ここ
)
に至つて宗教問題に
到着
(
とうちゃく
)
したと宗教家はいふであらう。しかし宗教を信ぜぬ余には宗教も何の役にも立たない。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
いよいよ
私
(
わたくし
)
にとりて
地上
(
ちじょう
)
生活
(
せいかつ
)
の
最後
(
さいご
)
の
日
(
ひ
)
が
到着
(
とうちゃく
)
いたしました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
きまった役割のないのは、朝倉先生と次郎だけだったが、この二人には、
到着
(
とうちゃく
)
した先で自然に何かの役割が生じて来るはずだったのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
みんなの
力
(
ちから
)
で、たちまちのうちに、いろいろの
食物
(
しょくもつ
)
が、
町
(
まち
)
の
商店
(
しょうてん
)
へ
到着
(
とうちゃく
)
しました。それで、
美代子
(
みよこ
)
の一
家
(
か
)
も、このくずだらけの
豆
(
まめ
)
を
食
(
た
)
べなければならぬことがなくてすみました。
ごみだらけの豆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と私はさじを投げ、大型のわなを
郷里
(
きょうり
)
へ注文してその
到着
(
とうちゃく
)
を待った。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
「一時に
到着
(
とうちゃく
)
という約束になっていますので、もうすぐ、見えるでしょう。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
薪
(
まき
)
や
炭
(
すみ
)
や、
石炭
(
せきたん
)
を
生産地
(
せいさんち
)
から
直接
(
ちょくせつ
)
輸入
(
ゆにゅう
)
して、その
卸
(
おろし
)
や、
小売
(
こう
)
りをしているので、あるときは、
駅
(
えき
)
に
到着
(
とうちゃく
)
した
荷物
(
にもつ
)
の
上
(
あ
)
げ
下
(
お
)
ろしを
監督
(
かんとく
)
したり、またリヤカーに
積
(
つ
)
んで、
小売
(
こう
)
り
先
(
さき
)
へ
運
(
はこ
)
ぶこともあれば
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
到
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“到着”で始まる語句
到着仕
到着点
到着簿
到着者