全校ぜんかう)” の例文
全校ぜんかうたい腕白わんぱくでも數學すうがくでも。しかるに天性てんせいきなでは全校ぜんかうだい一の名譽めいよ志村しむらといふ少年せうねんうばはれてた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
全校ぜんかう評判ひやうばんになつた美人びじんがあつたことはなした。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
さて展覽會てんらんくわい當日たうじつおそらく全校ぜんかう數百すうひやく生徒中せいとちゆうもつとむねとゞろかして、展覽室てんらんしつつたもの自分じぶんであらう。※畫室づぐわしつすで生徒せいとおよ生徒せいと父兄姉妹ふけいしまい充滿いつぱいになつてる。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
この少年せうねん數學すうがく勿論もちろん其他そのた學力がくりよく全校ぜんかう生徒中せいとちゆうだいりう以下いかであるが、天才てんさいいたつてはまつたならぶものがないので、わづかるゐさうかともはれるもの自分じぶんにん
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
よ』といふ警語けいごいまむかしかはりなく、あたかちからとがいまむかしかはりのないやうに、全校ぜんかう題目だいもくとなり、目標もくへうとなり、唱歌しやうかとなりるのを御覽ごらんになりましよう。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)