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党
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とう
ふりがな文庫
“
党
(
とう
)” の例文
旧字:
黨
伊那丸
(
いなまる
)
の一
党
(
とう
)
が立てこもる
小太郎山
(
こたろうざん
)
の
砦
(
とりで
)
が、いま、立っている
真上
(
まうえ
)
だとは、
夢
(
ゆめ
)
にも知らずにいただけに、身の
毛
(
け
)
を
寒
(
さむ
)
くしてしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ロボの一
党
(
とう
)
は、非常に数が多いようにいわれているが、私の調べたところでは、五、六頭にすぎないようだ。しかし、どれもこれも
狂暴
(
きょうぼう
)
なやつばかりである。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
これ
暖国
(
だんこく
)
にはなき正月あそびなり。此
鳥追櫓
(
とりおひやぐら
)
宿内
(
しゆくない
)
にいくつとなく
作
(
つく
)
り
党
(
とう
)
をなしてあそぶ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
縦令
(
たとひ
)
石橋
(
いしばし
)
を
叩
(
たゝ
)
いて
理窟
(
りくつ
)
を
拈
(
ひね
)
る
頑固
(
ぐわんこ
)
党
(
とう
)
が
言
(
こと
)
の如く、
文学者
(
ぶんがくしや
)
を
以
(
もつ
)
て
放埓
(
はうらつ
)
遊惰
(
いうだ
)
怠慢
(
たいまん
)
痴呆
(
ちはう
)
社会
(
しやくわい
)
の
穀潰
(
ごくつぶ
)
し
太平
(
たいへい
)
の
寄生虫
(
きせいちう
)
となすも、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
が
天下
(
てんか
)
の
最幸
(
さいかう
)
最福
(
さいふく
)
なる者たるに
少
(
すこ
)
しも
差閊
(
さしつかへ
)
なし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
この声と共に
丹
(
たん
)
の
党
(
とう
)
を主に凡そ五百騎が岸に
轡
(
くつわ
)
を並べて今にも躍りこもうとした。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
藩の事務を
妨
(
さまた
)
げその
何
(
いず
)
れの種族に
党
(
とう
)
するなどと評せられたることなし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
イルコックの三人と
党
(
とう
)
を組んで、食事のときのほかは一同と顔をあわすこともほとんどまれとなり、多くは洞穴の一
隅
(
ぐう
)
にひとかたまりとなって首をあつめなにごとかひそひそと語りあうのであった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
折から
山県蔦之助
(
やまがたつたのすけ
)
もかけつけた。あらためて
伊那丸
(
いなまる
)
に
志
(
こころざし
)
をのべ、一同にも引きあわされて、一
党
(
とう
)
のうちへ加わることになった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これ
暖国
(
だんこく
)
にはなき正月あそびなり。此
鳥追櫓
(
とりおひやぐら
)
宿内
(
しゆくない
)
にいくつとなく
作
(
つく
)
り
党
(
とう
)
をなしてあそぶ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
高
(
こう
)
ノ
党
(
とう
)
といえば、ちょっとした名族である。祖は
山階家
(
やましなけ
)
から出ており、三河、武蔵、
下野
(
しもつけ
)
あたりに、子孫は分布されている。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
健気
(
けなげ
)
な
乙女
(
おとめ
)
ごころを天もあわれんだものか、彼女はゆくりなくも、きょう
伊那丸
(
いなまる
)
と一
党
(
とう
)
の人々に落ちあうことができた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
党
常用漢字
小6
部首:⼉
10画
“党”を含む語句
悪党
郎党
徒党
若党
与党
三郎党
共産党青年
梁党
郷党
朋党
奸党
十二月党
虚無党
若党輩
天狗党
甘党
佐幕党
魔党畜類
侠党
何々党
...