“朋党”の読み方と例文
読み方割合
ほうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政党というのは、通常は近代の議会政ないし民主政を前提としているもので、普通は徒党とか、朋党ほうとうとか、派閥はばつなどと区別される。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
朋党ほうとうを結び団隊を作って、権力や金力のために盲動もうどうしないという事なのです。それだからその裏面には人に知られないさびしさも潜んでいるのです。
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
人の弱点を利用したり、朋党ほうとうを作って人をおとしいれたり、一歩でも人の先に出よう出ようとのみあくせくしている。実にあさましく感じたですよ。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)