“派閥”の読み方と例文
読み方割合
はばつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政党というのは、通常は近代の議会政ないし民主政を前提としているもので、普通は徒党とか、朋党ほうとうとか、派閥はばつなどと区別される。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
「それもあるだろう。それはたしかに事をおこす名目めいもくにはなる。しかし、今度のことは、おそらく陸軍内部の派閥はばつ争いに直接の原因があるだろう。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
内乱状態が間もなく鎮定ちんていされるにせよ、ながくつづくにせよ、また、いずれの派閥はばつによって勝利がめられるにせよ、政治の全権が軍の手ににぎられる以上、こうした種類の青年指導機関が
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)