「銭形の兄哥、この通りだ。種も仕掛けもねえ、が、三人が三人とも、下手人の疑いがあるから、どれを奉行所へ送りようもねえ」
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
猪之はやはり大工で藤吉の弟分に当り、年は二十五歳だという。初め養生所へ頼みに来たのは、兄哥分の藤吉であった。
赤ひげ診療譚:04 三度目の正直 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
真顔で聞いて呉れる者は、お君ちやんより他はなかつたが、謀らずも今夜、君といふ同情者に出遇つて斯んな嬉しい事はない。今後、是非とも無二の親友としてつき合つて呉れ。俺は、何だか君が、兄哥のやうな気がして来た。
銭形平次捕物控:057 死の矢文 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「三輪の兄哥もそんな事を考えているようだが、それだけは間違いだよ。若い娘が夜中に外へ出たからって、逢引とは限らねえ」
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
(兄哥を頼みましょう、お迎え申して、)
ピストルの使い方:――(前題――楊弓) (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
銭形平次捕物控:029 江戸阿呆宮 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「平次兄哥、面目次第もない。何もかもお品から聞いたが、狸囃子の曲者を挙げさせた指金は、兄哥がやってくれたんだってネ」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:124 唖娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
銭形平次捕物控:021 雪の精 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:037 人形の誘惑 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
銭形平次捕物控:095 南蛮仏 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:120 六軒長屋 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「兄哥、これやホンの少しだけれど」
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「本所は石原の兄哥の繩張りだ、頼まれたつて俺の出る幕ぢやねえ。それに、石原の兄哥にケチなんぞ付けやがつて」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:085 瓢箪供養 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「菰の兄哥これやあ何だい」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
してくれ、今晩は帰らないかも知れないから、ガラッ八の野郎が来たら石原の兄哥の家へ来るようにって言っておくれ
銭形平次捕物控:018 富籤政談 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:121 土への愛著 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「本所は石原の兄哥の縄張だ、頼まれたって俺の出る幕じゃねえ。それに、石原の兄哥にケチなんぞ付けやがって」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「それ位のことなら、眞砂町の兄哥の前だが、蓋も底もあるまい。俺なんか顏を出す幕ぢやないやうに思ふが——」
銭形平次捕物控:120 六軒長屋 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:036 八人芸の女 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「いや、さうでないよ兄哥、俺は一つ、明日は狸狩りをやらうと思ふんだが、若い者を少し貸して貰へるだらうネ」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「金は盜んだが、兄哥は殺さなかつた——とでも言ふんだらう。そんな言ひ譯は通用しねえ。さア刃物を何處へ隱した。そいつを聽かうぢやないか、え?」
銭形平次捕物控:121 土への愛著 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「金は盗んだが、兄哥は殺さなかった——とでも言うんだろう。そんな言い訳は通用しねえ。さア刃物をどこへ隠した。そいつを聴こうじゃないか、え?」
銭形平次捕物控:121 土への愛着 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:090 禁制の賦 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「三輪の兄哥が乗り出して、金五郎を縛って行ったのは、いずれ動きのとれない証拠があってのことだろう」
銭形平次捕物控:120 六軒長屋 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「八と喜八兄哥は此處で待つてゐてくれ。入る奴を縛つちやいけない、出る奴を縛るんだ。誰でも構はない」
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:088 不死の霊薬 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「飛んでも無い、旦那は兄哥の腕を褒めて居なさるよ、年は取つても、金六のやうにあり度いものだつて」
銭形平次捕物控:048 お藤は解く (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「とんでもない、旦那は兄哥の腕を褒めていなさるよ、年は取っても、金六のようにありたいものだって」
銭形平次捕物控:048 お藤は解く (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:088 不死の霊薬 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)