“よれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がいせし土地へは歸り難しとすゐして斯は言しなるべし忠相ぬし又も忠兵衞に打向うちむかひ此度は珍事ちんじ忽地たちまちにして斯善惡を分ちし事一は糊賣のりうりお金が親切しんせつ丁稚でつち和吉の忠義によれば和吉は此まゝ引連歸りて目を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
却下さげもどさるゝやも計り難く先年は北の御月番なりしかば此度は南の御番所へ出訴しゆつそせん然すれば御役所もちがひ殊には此頃勢州山田奉行から江戸町奉行へ御見出しに相成あひなりたる大岡越前守樣へ持出しなば御新役ごしんやくだけ御力の入られ樣も違はん又聞所きくところよれば大岡樣は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三人よれ文珠もんじゆさへ授けぬ奸智かんち智慧袋ちゑぶくろはたいたそこやぶれかぶれ爲術せんすべつき荒仕事あらしごと娘にあはすと悦ばせて誘引おびき出すは斯々と忽ちきまる惡計にさしさゝれつ飮みながらとは云ふものゝまくは餘り感心かんしんせぬ事成れば姉御あねごと己とくじにせんと紙縷こよりひねつて差出せばお定は引て莞爾につこりわら矢張やつぱり兄貴あにきが當り鬮と云はれて三次は天窓あたま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はつせられオヽ九郎兵衞よくこそ委細ゐさいに申たてたりコリヤ九助其方は只今九郎兵衞が申立によれ左右とかく伯父女房とも無體に追出したる樣なり此儀如何いかなるぞと問るゝに九助はつゝしんでこたふるやう其等それらの儀は先日御詮議の節も申上し通り先妻里儀は惣内と不義ふぎ仕つりし而已のみか藤八へ預け候金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)