“つれだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
連立67.3%
連出16.3%
伴立12.2%
同伴2.0%
同伴立2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三日にさんにちつて、とんさんにはなしをした。ちやう其日そのひおな白樺しらかば社中しやちうで、御存ごぞんじの名歌集めいかしふ紅玉こうぎよく』の著者ちよしや木下利玄きのしたりげんさんが連立つれだつてえてた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
スルト同行の山田八郎やまだはちろうう男が私を助けて室外に連出つれだし、水などましてれてヤット正気にかえった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「大将も一しょじゃあないか」「大将が来たぞ!」と土方は口々に囁く、やがて小林監督は駐在所の巡査を伴立つれだってやって来た。土方は言い合わせたように道をあける。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
チッバ あをさいどの、最初さいしょ同伴つれだって足下おぬしぢゃ、冥土あのよくも一しょにおきゃれ。
また不幸ふしあはせ同伴つれこのみ、是非ぜひともほか不幸ふしあはせ同伴つれだってねばならぬなら、「チッバルトがなしゃれた」というたつぎに、とゝさまとか、はゝさまとか、乃至ないし二人ふたりもろともとか、乳母うば何故なぜひをらぬ。
じつ往路いきにも同伴立つれだつた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)