“どうばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銅板33.3%
幢幡25.0%
幢旛16.7%
同伴8.3%
同藩8.3%
銅盤8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのつぎにはいよいよ船体の外皮がいひをとかねばならぬ。船の外皮は銅板どうばんで、これは後日なにかの役にたつからていねいにはぎとった。しかしそのつぎには鉄骨てっこつがあり、船板があり、柱がある。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
天皇の御陵の辺を見つつ詠まれたものであろう。右は大体契沖の説だが、「青旗の木旗」をば葬儀の時の幢幡どうばんのたぐいとする説(考・檜嬬手・攷證)がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
天蓋てんがいには、瓔珞ようらく羅網らもう花鬘けまん幢旛どうばん、仏殿旛等。
マーキューシオーのたましひがつい頭上とうじゃう立迷たちまようて同伴者どうばんじゃもとめてゐる、足下おぬしか、おれか、兩人ふたりながらか、同伴どうばんをせねばならぬぞ。
同藩どうばん澤木さわぎ言葉ことばのいとゑをたがへぬるとも、此約束このやくそくけつしてたがへぬ、堪忍かんにんせよと謝罪あやまつておあそばしたるとき氣味きみのよさとては、月頃つきごろつかへがりて、むねのすくほとうれしうおもひしに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
(——水は銅盤どうばんにたたえて、庭上に捨つるほどあり)
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)