銅板どうばん)” の例文
うまのやうに乘上のりあがつたくるまうへまへに、角柱かくばしら大門おほもんに、銅板どうばんがくつて、若葉町わかばちやうあさひくるわてかゝげた、寂然しんとした、あかるい場所しまたからである。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのつぎにはいよいよ船体の外皮がいひをとかねばならぬ。船の外皮は銅板どうばんで、これは後日なにかの役にたつからていねいにはぎとった。しかしそのつぎには鉄骨てっこつがあり、船板があり、柱がある。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
銅板どうばんを酸がおかして、穴をあけるまでの時間だけ、もつというわけじゃな」
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ラジーン塗具ぬりぐ錆色さびいろ塗具ぬりぐ銅板どうばん鐵板てつぱん鋼板こうばん亞鉛塊あゑんくわい、ガツタバーカーばん、エボナイトばん硝子板せうしばん硝子管せうしくわん舷窓用げんそうよう厚硝子あつがらす螺旋鋲らせんべう鋼鉸鋲こうこうべう眞鍮鑄鋲しんちゆうじゆべう石絨衞帶せきじゆうえいたい彈心衞帶等だんしんえいたいとういたるまで