“ちうと”の漢字の書き方と例文
語句割合
中途100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文句もんく色々いろ/\へて、あるひつよく、あるひよわく、あるひのゝしり、あるひはふざけ、種々樣々しゆ/″\さま/″\こといてやつた。中途ちうとへたたれてはまつたてき降伏かうふくするわけだから、れい持藥ぢやくのつもりで毎日まいにちいた。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
永昌寺えいしやうじのあるやま中途ちうとには、村中むらぢうのおはかがありました。こんもりとしげつたすぎはやしあひだからは、いしせたむら板屋根いたやねや、かきや、竹籔たけやぶや、くぼ谷間たにまはたけまで、一えました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
のち商業学校せうげふがくかうてんじて、中途ちうとから全然すつかりふでたうじて、いまでは高田商会たかだせうくわいに出てりますが、硯友社けんいうしやためにはをしい人をころしてしまつたのです、もつとも本人の御為おためには其方そのはう結搆けつかうであつたのでせう
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)