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ちうと
文句は
色々に
變へて、
或は
強く、
或は
弱く、
或は
罵り、
或はふざけ、
種々樣々の
事を
書いてやつた。
中途で
凹たれては
全く
敵に
降伏する
譯だから、
例の
持藥のつもりで
毎日書いた。
永昌寺のある
山の
中途には、
村中のお
墓がありました。こんもりと
茂つた
杉の
林の
間からは、
石を
載せた
村の
板屋根や、
柿の
木や、
竹籔や、
窪い
谷間の
畠まで、一
目に
見えました。
後に
商業学校に
転じて、
中途から
全然筆を
投じて、
今では
高田商会に出て
居りますが、
硯友社の
為には
惜い人を
殺して
了つたのです、
尤も本人の
御為には
其方が
結搆であつたのでせう