“ぐんがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軍楽57.1%
軍樂14.3%
軍学14.3%
軍學14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵士へいし軍楽ぐんがくそうしますのはいさましいものでございますが、の時は陰々いん/\としてりまして、くつおともしないやうにお歩行あるきなさる事で、これはどうも歩行あるにくい事で
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
茶番ちやばんをやる水兵すいへいもある、軍樂ぐんがくそうする仲間なかまもある、武村兵曹たけむらへいそう得意とくいに、薩摩琵琶さつまびわ河中島かはなかじま』の一段いちだんかたつた。このをとこに、此樣こんかくげいがあらうとは今日けふまで氣付きづかなかつた。
わが艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいさは、ながるゝあせ押拭おしぬぐひつゝ、滿顏まんがん微笑びせうたゝえて一顧いつこすると、たちまおこる「きみ」の軍樂ぐんがくたえいさましきそのひゞきは、印度洋インドやうなみをどらんばかり、わが軍艦ぐんかん」の士官しくわん水兵すいへい
つづいて——青赤あおあかてんの灯が、たがいちがいに手ばやくやみに文字をえがくがごとくうごいたが、それは軍学ぐんがくに心あるものでも、めったに意味いみくものは少ない、勘助流かんすけりゅう火合図ひあいず信号しんごうにそういない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さとしも神儒佛しんじゆぶつの三道にわた和學わがく軍學ぐんがくに至るまでなに一ツ知ずといふ事なき文武兼備の秀才士しうさいしなり此人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)