“軍樂”の読み方と例文
新字:軍楽
読み方割合
ぐんがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶番(ちやばん)をやる水兵(すいへい)もある、軍樂(ぐんがく)を奏(そう)する仲間(なかま)もある、武村兵曹(たけむらへいそう)は得意(とくい)に、薩摩琵琶(さつまびわ)『河中島(かはなかじま)』の一段(いちだん)を語(かた)つた。此(この)男(をとこ)に、此樣(こん)な隱(かく)し藝(げい)があらうとは今日(けふ)まで氣付(きづ)かなかつた。
我(わが)艦長松島海軍大佐(かんちやうまつしまかいぐんたいさ)は、流(なが)るゝ汗(あせ)を押拭(おしぬぐ)ひつゝ、滿顏(まんがん)に微笑(びせう)を湛(たゝ)えて一顧(いつこ)すると、忽(たちま)ち起(おこ)る「君(きみ)が代(よ)」の軍樂(ぐんがく)、妙(たえ)に勇(いさ)ましき其(その)ひゞきは、印度洋(インドやう)の波(なみ)も躍(をど)らんばかり、我(わが)軍艦(ぐんかん)「日(ひ)の出(で)」の士官(しくわん)水兵(すいへい)は