“ぎようぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
行儀33.3%
凝議33.3%
行義33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食卓テーブル對端むかふには、武村兵曹たけむらへいそうほか三名さんめい水兵すいへい行儀ぎようぎよくならび、此方こなたには、日出雄少年ひでをせうねんなかはさんで、大佐たいさわたくしとがみぎひだりかたならべて、やが晩餐ばんさんはじまつた。
日出雄少年ひでをせうねん先刻せんこくから、櫻木大佐さくらぎたいさかたはらに、行儀ぎようぎよく吾等われら談話はなしいてつたが、いとけなこゝろにもはなし筋道すぢみちはよくわかつたとへ、此時このとき可愛かあいらしき此方こなた
古参の股肱ここうを寄せて、昨夜深更まで凝議ぎようぎしていたのもそれだった。その結果、きょうはこの帷幕いばくから急使或いは密使として立つ者が八方へ急いでいた。国元の北ノ庄へも、越中魚崎の味方へも。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こんな溝板どぶいたのがたつくやう店先みせさきそれこそひとがらがわろくてよこづけにもされないではないか、お前方まへがたすこしお行義ぎようぎなほしてお給仕きふじられるやうこゝろがけておれとずば/\といふに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)