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際
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ひま
ふりがな文庫
“
際
(
ひま
)” の例文
かかる
際
(
ひま
)
にお花と源造に漢書の
素読
(
そどく
)
、数学英語の初歩などを授けたが
源因
(
もと
)
となり、ともかく、遊んでばかりいてはかえってよくない、
少年
(
こども
)
を集めて
私塾
(
しじゅく
)
のようなものでも開いたら
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
是
(
こ
)
は
何
(
なに
)
とせんと
困
(
かう
)
じ
果
(
は
)
てゝ、
垣根
(
かきね
)
の
際
(
ひま
)
よりさしのぞけば、
今
(
いま
)
しも
雲足
(
くもあし
)
きれて
新
(
あら
)
たに
照
(
て
)
らし
出
(
いだ
)
す
月
(
つき
)
の
光
(
ひか
)
りに、
目
(
め
)
と
目
(
め
)
見合
(
みあは
)
して
立
(
たつ
)
たる
人
(
ひと
)
、
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
に
此所
(
こゝ
)
へは
來
(
き
)
て、
今
(
いま
)
まで
隱
(
かく
)
れてゞも
居
(
ゐ
)
しものか
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
頃
(
ころ
)
は春の
末
(
すえ
)
ということは庭の桜が
殆
(
ほとん
)
ど散り尽して、
色褪
(
いろあ
)
せた
花弁
(
はなびら
)
の
未
(
ま
)
だ
梢
(
こずえ
)
に残って
居
(
い
)
たのが、若葉の
際
(
ひま
)
からホロ/\と
一片
(
ひとひら
)
三片
(
みひら
)
落つる
様
(
さま
)
を今も
判然
(
はっきり
)
と
想
(
おも
)
いだすことが出来るので知れます。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“際”を含む語句
交際
水際
際涯
際限
実際
額際
水際立
間際
際立
生際
空際
出際
人交際
手際
壁際
死際
分際
瀬戸際
山際
溝際
...