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酒宴
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しゆえん
調へ來り
左右物事は
祝ひ直さば
凶も
吉に
變ずべしと申
勸め兩人して
酒宴を
催せしが
靱負は元より
好な
酒ゆゑ主が
氣轉の
熱がんに氣を
さて、
話の
中の
物語り、
煩はしいから
略く、……
祝の
夜、
仲間ども
一座の
酒宴、
成程元二の
仕組んだ
通り、いづれも
持寄りで、
國々の
話をはじめた。
御堂のうしろの方に、
仏法々々と
啼く
音ちかく聞ゆるに、貴人
杯をあげ給ひて、
例の鳥絶えて鳴かざりしに、
今夜の
酒宴に
一一八栄あるぞ。
紹巴一一九いかにと
課せ給ふ。
生ぜしかば主税之助は
新參の
用役安間平左衞門
立花左仲其外氣に
適たる
佞臣どもを集め雪の寒を凌がんと晝より
酒宴を
さて
祝の
夜、
中間ども
一座の
酒宴。
成程千助の
仕組んだ
通り、いづれも
持寄りで、
國々の
話をはじめた。
却説傳吉は
酒宴の席へ出で扨々
折角御招ぎ申しても何も進ずる物もなし
併し今日の
座興に
歸國なす道中の物語を